近日、世界的な格付け機関であるS&Pグローバル(Standard & Poor’s Global)が発表した「サステナビリティ年鑑(中国版)2025」において、LEADは環境・社会・ガバナンス(ESG)の各分野で優れた取り組みが評価され、「業界における最も進歩した企業」として選出・表彰されました。
ESGガバナンスで顕著な進展
世界的評価機関からの高い評価を獲得
S&Pグローバルが実施する「企業サステナビリティ評価(CSA)」は、世界で最も影響力があり広く認知されたサステナビリティ評価の一つであり、グリーンファイナンスおよびESG投資分野において高い評価を受けています。S&Pグローバルは2024年、中国の60を超える業種に属する約1600社を対象に選定を行い、各業界でサステナビリティにおいて優れた成果を上げた企業を評価・表彰しました。最終的に、約160社が年鑑に収録され、そのうち「業界最も進歩した企業」に選ばれたのはわずか44社に限られています。
S&Pグローバルによると、「サステナビリティ年鑑」に選出されるには、各業界においてCSAスコアが上位15%に入るか、業界内で最高スコアに近い成績を収め、かつスコアが30点以上で業界トップとのスコア差が30%以内であることが条件となっています。さらに「業界で最も進歩した企業」に選ばれるには、前年よりもCSAスコアが5%以上向上し、同業他社の中で最もスコアの伸び幅が大きかった企業である必要があります。今回の受賞は、LEADが国際的な評価機関からサステナビリティ領域における取り組みを高く評価されたものであり、過去1年間にわたるESGガバナンスの進展を強く裏付けるものです。
卓越なガバナンス理念を実践
持続可能な未来を推進
LEADは2024年初頭、国連グローバル・コンパクト(UNGC)に正式加盟し、人権・労働・環境・腐敗防止の4分野における10原則を支持することを表明。持続可能な社会の実現に向けて、グローバルな責任を積極的に果たしています。さらに同年12月には、自社のサステナビリティへの責任と影響力を強化すべく、カーボンニュートラル計画を公表。2030年までにコア事業領域でのカーボンピークアウト、2035年までにカーボンニュートラルの達成を目指すことを掲げました。これは中国国内の新エネルギーインテリジェント装備企業として初めての宣言です。
またLEADは、産学連携や慈善基金の設立、各種ボランティア活動、寄付などを通じ、企業の社会的責任(CSR)も積極的に遂行。無錫市と延安市の連携枠組みのもと、延安宜川に暮らす困難な状況の子どもたちへの支援を継続的に実施。さらに、テンセント公益と協力し、チャリティバザーを開催して数万元を募金。毎年数十万元規模の奨学金を寄付し、将来有望な学生たち約100名に経済的支援と励ましを届けています。
LEADは、創業以来一貫してグリーン成長を理念に掲げ、環境配慮を企業活動と製品のライフサイクル全体に組み込んできました。設計・調達段階から、低エネルギー消費・長寿命・スマートアップグレード対応の製品仕様を追求し、装備製造の力で世界のエネルギー転換と持続可能な発展を後押ししています。併せて、再生可能エネルギーの導入拡大やエネルギー使用量・炭素排出の抑制にも取り組み、グローバルな環境保護に貢献しています。
S&Pグローバルによる表彰に加え、LEADは昨年、CDPの気候・水リスク分野で「B」評価を獲得し、Wind ESGでは「A」評価を取得。さらに、「第一財経 グリーンサプライチェーン管理賞」「観察者網 ESGイノベーション賞」「財聯社 ESGパイオニア賞」など、ESGに関する多数の栄誉ある賞を受賞しました。今後もLEADは、持続可能な社会の実現に向けてESGへの取り組みを一層強化し、企業統治体制の整備と責任ある経営を推進。技術革新と産業高度化を通じ、サプライチェーン全体のパートナーと共に、よりクリーンで効率的、そして持続可能な新エネルギー社会の創造を目指してまいります。